生物生産科 食品文化コース

生物生産科 食品文化コース

目 標
食品の加工や製造の技術を学び、地域の特産品を取り入れた加工品の創造や食文化について学習します。
食品の製造とは、原材料となる農畜産物にさまざまな加工を加えて食品をつくることです。
可食化や、貯蔵性・嗜好性・利便性の向上などを目的として行われます。


可食化   :玄そば→そば粉→そば
貯蔵性の向上:かき→干し柿
嗜好性の向上:牛乳→ヨーグルト、チーズ
利便性の向上:レトルトパスタソース、冷凍えだまメンチ など

食品製造
 食品製造に必要な知識と技術、食品の特性と加工の原理を学習します。
座学と加工室での実習を行い体系的な学習をします。
作 物
 作物の栽培技術や植物生理にについて学習します。
本校圃場(水田や畑)でイネやソバの栽培を播種から収穫まで座学と実習を行い体系的な学習をします。

果 樹
果樹の栽培技術や植物生理にについて学習します。
本校圃場(果樹園)でナシやブドウ、リンゴなど様々な果樹の栽培管理や収穫まで座学と実習を行い体系的な学習をします。
その他に食品化学や食品微生物、食品流通、フードデザインなどの専門科目があります。

 地域交流活動・地域貢献 
作物で学んだイネ栽培の知識や技術を活かし、小学生とイネ栽培の体験交流活動を行っています。
また、本校で考案されたえだまメンチ作り方教室や、沼田市を中心に各種イベントに参加し、
沼田市のb級グルメとして定着しつつあるえだまメンチの普及・啓発活動を行っています。


食品文化コースではどのような取り組みをしているの?
一例として、そば打ちによる「仲間づくり」「地域づくり」を通して、「人格形成(自分づくり)」に取り組んでいます。
そして、そば打ちを職業としない者を対象に、「そば打ち技能の習熟度」「そばの普及活動による地域振興の貢献度」
「そばに対する取組み姿勢や態度」「そばに関する知識の習得度合」等を審査し、
全麺協の定める基準に基づき「段位」が付与されますが、
2年次に初段、3年次に二段取得を目標に練習に取り組んでいます。


実習の様子

  

  


取得可能な資格
FFJ検定(初級・中級・上級)
日本農業技術検定
食生活アドバイザー検定(基礎、3級、2級)
全麺協そば道段位(初段・二段)

進 路
主な進学先
桐生大学
桐生大学 短期大学部
共愛学園前橋国際大学短期大学部
群馬調理師専門学校
東日本製菓技術専門学校
東日本栄養医薬専門学校
ほか

主な就職先
群馬県卸酒販株式会社
関東パック株式会社 沼田工場
株式会社アスパックス 沼田工場
株式会社朝びき若鶏
ハルナビバレッジ株式会社
株式会社田園プラザ川場
ヤマキ株式会社 群馬事業所
など