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カテゴリ:ワークショップ

図書委員会でミニ・ビブリオバトルのワークショップを実施しました

来週7月12日(金)開催予定の校内ミニ・ビブリオバトル大会を目前に控え、

7月1日(月)放課後、図書委員会の生徒のみでミニ・ビブリオバトルを実施しました。

1年生には初めて体験するという人もいて、

始まる前はドキドキ緊張している人も多いようでしたが、みなさんそれなりに楽しく発表できていました。

中でも3年生はさすがで、3分の持ち時間ぴったりに話す人もいて、他の班の生徒からも拍手喝采でした。

今回は4つの班に分かれて行い、各班でチャンプ本を決めました。

各班のチャンプ本は、来週の校内大会に参戦します。

校内大会では、国語の上原先生と工業の井嶋先生も出場しますので、発表者以外の生徒の皆さんもぜひ観戦者として見学・投票に来てくださいね。

今年も「絵本を届ける運動」を実施しました

今年度もユネスコスクール係とJRC部に協力していただき、「絵本を届ける運動」の活動に取り組みました。

「絵本を届ける運動」とは(公社)シャンティ国際ボランティア会が主催している活動で、子どもの本が足りない地域に、日本の絵本に訳文シールを貼って送る取り組みです。

 今回は、アフガニスタン、カンボジア、タイ国境付近のミャンマー難民キャンプ、ミャンマー、ラオスといった国々の子どもたちに向け、合計22冊の絵本の訳文シールを貼る作業を行いました。

ユネスコスクール係はできる曜日に、JRC部は火曜の活動日に、図書委員は通常の当番日というように、コロナ禍を考慮し、少人数で行いました。

 初めて参加した1年生は「なんか緊張する~」と言いながらも1枚1枚丁寧に作業してくれました。また、2回目となる2年生は、渡された絵本をしっかり読み、どんな絵本が子どもたちに届けられるのか確認してから作業に取りかかっていました。

最後に感想を聞くと、「楽しかった!」「難しかった!」という相反する感想が出ました。
日本語と現地の文字の違いやオノマトペの表現の違いなどを比較し、楽しみながら作業をしたり、大変な状況下にいる子どもたちに楽しんでもらえるようにきれいに貼ろうとプレッシャーを感じたりと、生徒のみなさんはこの活動を様々に受け止めていたようでした。
 作業してくれたみなさん、ありがとうございました!

 

『うずらちゃんのたからもの』きもとももこ/福音館書店

『なまえのないねこ』竹下文子/小峰書店

「絵本を届ける運動」翻訳シールの貼付作業がはじまりました!

8月31日から予定していた標記のボランティア活動を、緊急事態宣言下を考慮し、小人数・短時間の作業に切り替えて、9月6日(月)の昼休みから作業が開始されました。

初日は3年生ユネスコスクール係、2日目はJRC部が作業を担当しました。

 

「絵本を届ける運動」とは、子どもの本が足りない地域に、日本の絵本に訳文シールを貼って送る活動です。

今回取り組んでいる言語は、ビルマ語、カレン語、ラオス語、クメール語という4つの言語です。

ビルマ語とカレン語はくるっと丸みのあるかわいいい形で、とても文字の形が似ています。どちらもミャンマーの難民キャンプに届けられます。

そして、ラオス語の絵本はラオスに、クメール語の絵本はカンボジアにそれぞれ届けられる予定です。

 

今回のボランティア活動は、各クラスのユネスコスクール係と、農業クラブ、JRC部、図書委員で取り組んでいる活動で、昨年に続き、2年目の取り組みとなりました。

翻訳シールをハサミで丁寧に切り取り、絵本の日本文を覆うように慎重に貼ります。

今年初めて活動に参加してくれた3T1ユネスコスクール係の宇津野君は、作業後「自分が翻訳シールを貼った絵本が、現地の子どもたちに喜んでもらえたら嬉しい」と、取り組んだ感想を述べてくれました。

この活動は、2週間にわたり続けられ、10冊の翻訳絵本を仕上げます。

仕上がった絵本は「シャンティ国際ボランティア会」に返送し、各国へ届けられる予定です。

 

作業中の写真に写っている絵本は以下の作品です。

『はちうえはぼくにまかせて』ペンギン社/作:ジーン・ジオン/絵:マーガレット・ブロイ・グレアム/訳:森 比左志
『おこる』金の星社/作:中川ひろたか 作/絵:長谷川義史

『くわずにょうぼう』福音館書店/再話:稲田和子/絵:赤羽末吉
『おおきくなるっていうことは』童心社/作:中川 ひろたか/絵:村上 康成