2021年9月の記事一覧
「絵本を届ける運動」の絵本が完成しました。
農業クラブ、JRC部、ユネスコスクール係のみなさんにご協力いただいた「絵本を届ける運動」の翻訳シール貼付作業が先週終了しました。
みなさんが丁寧に作業してくれたおかげで、10冊の絵本をきれいに仕上げることができました。
現在、カウンター前の展示スペースにて、作業完了した絵本の展示をしています。沼田市立図書館よりお借りした日本語の絵本も一緒に並べていますので、子どもの本が足りないアジアの子どもたちにどんな本が送られるのか、ぜひ見に来てください。来週28日(火)昼休みまでの短い展示期間ですのでお見逃し無く。
なお、翻訳シールを貼った絵本は、綺麗な状態でアジアの子どもたちに届けたいので触らずにご覧ください。日本語の絵本は、どんな物語が現地の子どもたちに届けられるのか、ぜひ手に取って読んでみてください。
*今回作業をした絵本は以下の作品です。
『くわずにょうぼう』福音館書店/再話:稲田和子/絵:赤羽末吉
『はちうえはぼくにまかせて』ペンギン社/作:ジーン・ジオン/絵:マーガレット・ブロイ・グレアム/訳:森 比左志
『やさい』福音館書店/作:平山 和子
『おこる』金の星社/作:中川ひろたか 作/絵:長谷川義史
『おおきくなるっていうことは』童心社/作:中川 ひろたか/絵:村上 康成
乙女の本棚&文豪〇〇特集!
イラスト系SNSで人気のイラストレーターさんたちが、文豪の名作とコラボした「乙女の本棚シリーズ」(立東舎刊)をご存じですか。
図書委員会では、夏休み明けからこのシリーズのコーナー展示を始めました!図書館Classroomでも案内していますので、すでに利用してくれている人も多いと思います。
このシリーズのスゴいところは、本文が原文のままであるところに素敵なイラストが物語の世界の妖艶さ、耽美さを際立たせているところです。明治・大正時代の作品のため難解に感じる文章が、現代の人気イラストレーターとのコラボレーションのおかげで、抵抗感が少ないと思います。ぜひみなさんにぜひこの空気感を味わっていただきたいです。
乙女の本棚シリーズの他、『文豪たちの住宅事情』『文豪どうかしてる逸話集』『超訳マンガ×オチがすごい文豪ミステリー』など「文豪〇〇」の本も一緒に配架しています。
ぜひ手に取ってご覧ください。
「絵本を届ける運動」翻訳シールの貼付作業がはじまりました!
8月31日から予定していた標記のボランティア活動を、緊急事態宣言下を考慮し、小人数・短時間の作業に切り替えて、9月6日(月)の昼休みから作業が開始されました。
初日は3年生ユネスコスクール係、2日目はJRC部が作業を担当しました。
「絵本を届ける運動」とは、子どもの本が足りない地域に、日本の絵本に訳文シールを貼って送る活動です。
今回取り組んでいる言語は、ビルマ語、カレン語、ラオス語、クメール語という4つの言語です。
ビルマ語とカレン語はくるっと丸みのあるかわいいい形で、とても文字の形が似ています。どちらもミャンマーの難民キャンプに届けられます。
そして、ラオス語の絵本はラオスに、クメール語の絵本はカンボジアにそれぞれ届けられる予定です。
今回のボランティア活動は、各クラスのユネスコスクール係と、農業クラブ、JRC部、図書委員で取り組んでいる活動で、昨年に続き、2年目の取り組みとなりました。
翻訳シールをハサミで丁寧に切り取り、絵本の日本文を覆うように慎重に貼ります。
今年初めて活動に参加してくれた3T1ユネスコスクール係の宇津野君は、作業後「自分が翻訳シールを貼った絵本が、現地の子どもたちに喜んでもらえたら嬉しい」と、取り組んだ感想を述べてくれました。
この活動は、2週間にわたり続けられ、10冊の翻訳絵本を仕上げます。
仕上がった絵本は「シャンティ国際ボランティア会」に返送し、各国へ届けられる予定です。
作業中の写真に写っている絵本は以下の作品です。
『はちうえはぼくにまかせて』ペンギン社/作:ジーン・ジオン/絵:マーガレット・ブロイ・グレアム/訳:森 比左志
『おこる』金の星社/作:中川ひろたか 作/絵:長谷川義史
『くわずにょうぼう』福音館書店/再話:稲田和子/絵:赤羽末吉
『おおきくなるっていうことは』童心社/作:中川 ひろたか/絵:村上 康成