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図書委員会のブログ

ファームフェスティバルにて古本市募金を開催しました

 今年度、秋のファームフェスティバルに初めて図書委員会として参加し、古本市募金を行いました。

 図書委員会ではサスティナブルな取り組みとして、保管期間の切れた雑誌などを無料で欲しい人にリユース配付する古本市を、平成28年度から開催してきました。そして、今年度はもっと一般の方にも手に取っていただこうと、ファームフェスティバルで開催することにしました。

 例年古本市では募金活動も行っています。この募金活動で集めた寄付金は、以前は災害義援金としてJRC部と一緒に社会福祉協議会へ寄付していましたが、令和2年度からは(公社)シャンティ国際ボランティア会の「絵本を届ける運動」活動資金として活用しています。今回の募金活動では、15,446円の寄付金が集まりました。こちらは、来年度の「絵本を届ける運動」支援金として活用させていただきます。ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。

今年も「絵本を届ける運動」を実施しました

今年度もユネスコスクール係とJRC部に協力していただき、「絵本を届ける運動」の活動に取り組みました。

「絵本を届ける運動」とは(公社)シャンティ国際ボランティア会が主催している活動で、子どもの本が足りない地域に、日本の絵本に訳文シールを貼って送る取り組みです。

 今回は、アフガニスタン、カンボジア、タイ国境付近のミャンマー難民キャンプ、ミャンマー、ラオスといった国々の子どもたちに向け、合計22冊の絵本の訳文シールを貼る作業を行いました。

ユネスコスクール係はできる曜日に、JRC部は火曜の活動日に、図書委員は通常の当番日というように、コロナ禍を考慮し、少人数で行いました。

 初めて参加した1年生は「なんか緊張する~」と言いながらも1枚1枚丁寧に作業してくれました。また、2回目となる2年生は、渡された絵本をしっかり読み、どんな絵本が子どもたちに届けられるのか確認してから作業に取りかかっていました。

最後に感想を聞くと、「楽しかった!」「難しかった!」という相反する感想が出ました。
日本語と現地の文字の違いやオノマトペの表現の違いなどを比較し、楽しみながら作業をしたり、大変な状況下にいる子どもたちに楽しんでもらえるようにきれいに貼ろうとプレッシャーを感じたりと、生徒のみなさんはこの活動を様々に受け止めていたようでした。
 作業してくれたみなさん、ありがとうございました!

 

『うずらちゃんのたからもの』きもとももこ/福音館書店

『なまえのないねこ』竹下文子/小峰書店

【授業の製作品展示中です】

3GLのみなさんが「ファッション造形基礎」の授業で製作した羊毛フェルト作品をカウンター前の展示台で展示しています。

どれも個性的でかわいい作品となっています。

ふわふわしているのでつい触りたくなりますが、触らずに見てくださいね。

また、季節ごとに図書館前の掲示板にかわいらしい壁面装飾を展示してくれている
2GLのみなさんが、今回はハロウィンをテーマに製作した飾りを展示してくれました。
同じモチーフでも組み合わせや色使いに個性が見え、楽しい作品になっています。
渡り廊下を通る際にはぜひご覧ください。

「食文化」調べ学習

 2年生食品文化コース「食文化」の授業では、例年絵本や童話を通して世界の食文化について考察をするという授業を図書館で行っています。

 今年度も1月28日に「絵本の中のおいしいスープレシピ」と題して図書館を使った調べ学習を行いました。内容は、まず絵本を一冊選び、その絵本の舞台となった国の気候風土や文化、食生活について調べてまとめます。次に、調べたことを踏まえて物語の登場人物がどんなスープを食べていたか想像を膨らませながらスープレシピを考え最終的に調理実習を行う、というものです。

 残念ながら今年度はコロナ禍の影響で調理実習ができませんでしたが、少人数のコース授業のため、図書館での調べ学習と発表は行うことができました。

 学校図書館では、Chromebookを調べ学習で活用しやすいように、テーマに合わせパスファインダーの要素を持たせたリンク集を作成しています。

 今回の図書館の授業利用でも、授業の最初に司書がブックトークで絵本やどの本で何を調べられるか紹介するとともに、デジタルリンク集の活用について紹介をしました。生徒のみなさんは「これ知ってる」「懐かしい」といいながら用意した絵本を手に取り、各国を調べる時はChromebookと書籍両方を上手に活用しながら調べていました。

 

 

羊毛フェルト作品展示

 生物資源コース3年生のみなさんが授業で制作した作品を展示しました。
 昭和村にある本校の赤城農場では、黒毛和牛や鶏、馬の他に、羊も飼育しています。「生物活用」の授業では、夏に毛刈りを行い、その刈り取った毛で作品作りをしています。

 刈り取った毛は、ゴミ取り→洗浄・脱脂→カーディング(繊維をほぐしてならす作業)→染色、といったとても手間のかかる作業工程を経てようやく作品を作る準備が整います。手間暇かけて制作された力作揃いの可愛い作品と、ミニトマトの観察記録ノートを展示し、みなさんにお披露目しました。1、2年生のみなさんは来年度の参考にできたのではないでしょうか。