図書委員会のブログ
「食文化」調べ学習
2年生食品文化コース「食文化」の授業では、例年絵本や童話を通して世界の食文化について考察をするという授業を図書館で行っています。
今年度も1月28日に「絵本の中のおいしいスープレシピ」と題して図書館を使った調べ学習を行いました。内容は、まず絵本を一冊選び、その絵本の舞台となった国の気候風土や文化、食生活について調べてまとめます。次に、調べたことを踏まえて物語の登場人物がどんなスープを食べていたか想像を膨らませながらスープレシピを考え最終的に調理実習を行う、というものです。
残念ながら今年度はコロナ禍の影響で調理実習ができませんでしたが、少人数のコース授業のため、図書館での調べ学習と発表は行うことができました。
学校図書館では、Chromebookを調べ学習で活用しやすいように、テーマに合わせパスファインダーの要素を持たせたリンク集を作成しています。
今回の図書館の授業利用でも、授業の最初に司書がブックトークで絵本やどの本で何を調べられるか紹介するとともに、デジタルリンク集の活用について紹介をしました。生徒のみなさんは「これ知ってる」「懐かしい」といいながら用意した絵本を手に取り、各国を調べる時はChromebookと書籍両方を上手に活用しながら調べていました。
羊毛フェルト作品展示
生物資源コース3年生のみなさんが授業で制作した作品を展示しました。
昭和村にある本校の赤城農場では、黒毛和牛や鶏、馬の他に、羊も飼育しています。「生物活用」の授業では、夏に毛刈りを行い、その刈り取った毛で作品作りをしています。
刈り取った毛は、ゴミ取り→洗浄・脱脂→カーディング(繊維をほぐしてならす作業)→染色、といったとても手間のかかる作業工程を経てようやく作品を作る準備が整います。手間暇かけて制作された力作揃いの可愛い作品と、ミニトマトの観察記録ノートを展示し、みなさんにお披露目しました。1、2年生のみなさんは来年度の参考にできたのではないでしょうか。
クリスマスツリーを展示しました!
森林科学コースの三枝先生が学校演習林から切り出してくださったモミの木を青木先生の指示の下、生徒のみなさんに協力してもらって設置しました。
モミの木は2m以上の高さがあり迫力満点。オーナメントは図書委員会のものだけではさみしいので、生活環境コースの山田先生からも借用して飾り付けを行いました。
双樹祭展示報告
11月19日(金)に3年に1度の「双樹祭」が開催されました。
図書委員会は、委員会の中で唯一文化祭に参加しています。
今回は大きく2つのテーマで展示発表を行い、その他に「しおりコンテスト」と「古本市募金」を行いました。
展示発表は「いまさら聞けないSDGs」と「『絵本を届ける運動』活動報告」です。
SDGsの17の目標のポスターは、阪急電鉄さんのSDGsトレインで車内掲示されているポスター素材を使用させていただきました。
そして、「『絵本を届ける運動』活動報告」は、図書委員のイベント係全員と広報係2名で、今年度の活動で絵本を届ける国について調べたことを簡単にまとめたポスターを作成し展示しました。このほか、6月に開催したオンライン講演会や、翻訳シールの貼付作業の様子を撮影した写真などをパネルにして紹介しました。
コロナ禍のため一般公開できず、保護者のみなさんや地域のみなさんにご覧いただけなかったのが残念です。
「絵本を届ける運動」で使用した絵本
『くわずにょうぼう』福音館書店/再話:稲田和子/絵:赤羽末吉
『はちうえはぼくにまかせて』ペンギン社/作:ジーン・ジオン/絵:マーガレット・ブロイ・グレアム/訳:森 比左志
『やさい』福音館書店/作:平山 和子
『おこる』金の星社/作:中川ひろたか 作/絵:長谷川義史
『おおきくなるっていうことは』童心社/作:中川 ひろたか/絵:村上 康成
実習で「足踏み式消毒スタンド」を製作してもらいました!
機械システム科3年生の石坂英大さん 、小倉楓喬さん 、小菅弥来さんが、溶接の実習で「足踏み式消毒スタンド」を製作してくれました!
実際使用した人からは「足踏み式のスタンドは踏むと噴霧ノズルの部分が下がる物が多く、手を差し出す位置によりぶつかるけれど、これはノズル位置が動かないのでとても使いやすい」と評判が良いです。
また、床のワックスは消毒用アルコールに反応し白く濁ってしまうので、消毒ボトルの下に液だれの飛び散り防止にプレートを付けるなど 、使いやすい工夫をしてくれました 。
製作者の石坂さんは「スタンド部分に使用した鉄が厚く同じ長さに切りそろえるのが大変で、さらにスムーズにスライドするよう平行に溶接するのが難しかった」と苦労した点を教えてくれました。
3人が協同で製作してくれた消毒スタンド、大事に使わせて頂きますね!